雑感

Hardening 競技会に参加しました

※この記事は、あくまで私見であり、業務内容と直接関わりがありません。

先週末の 2020/11/13(金)・11/14(土)の2日間、Hardening(ハードニング)競技会 (Hardening 2020 H3DX) に参加しました。

結果は、全 11 チーム中、2 位でした。また、DMM 賞を受賞しました。チームの皆さんの素晴らしさを感じてとても嬉しい反面、私は忘れられない悔しさを感じました。

この競技会で学んだことは、広くさまざまな企業の方や、関わる人たちに伝えていきたいと強く感じました。

どんな大会だったのか

募集要項 – Hardening 2020 H3DX | Web Application Security Forum

場所:H3DXオンライン特設会場 会期:2020年11月13-14日 Hardening Day: 2020年11月13日金曜日 9:00-19:00 Softening Day: 2020年11月14日土曜日 9:00-16:00 …

第1日目 11/13(金)は、Hardening Day。8時間を通して起こるシステムの不具合、脆弱性をついたサイバー攻撃などから守りつつ、チームで運営しているウェブサイトを継続運営させる闘いでした。

チームで各自の役割を担いつつ、役割を越えた協調・連携が無いと、絶対に闘い抜けない、熾烈なものでした。何度、手が震えたことか…。

第2日目 11/14(土)は、Softening Day。各チームがプレゼンテーションを行い、それぞれの成果から学びを得る場でした。攻撃をしていた側からの説明や、競技解説が行われ、結果発表がされました。

実行委員会が記録をもとに加点・減点が行なわれ、その点数によってチーム順位が決まります(競技内容は内密扱いですので、詳細を説明できないのは、申し訳ありません)。

* 追記 Softening Dayのチーム発表など 大会当日に配信された YouTube Live動画が、正式に公開されましたので、以下に掲載します。

チームの皆さんの素晴らしさ

チームの皆さんは、本当に素晴らしかった。連携がとれ、互いをフォローしあうだけでなく、指示出し・自主判断のレベルの高さ。何をとっても一流のエンジニア達でした。

チームでの記念写真撮影より。右上が私です。

実際の競技日から約1ヶ月前、募集当選を告げる連絡としてチームメンバー宛に連絡がありました。ここから競技会までの間、打合せと準備をして、当日に臨みました。

当初、私はチームの皆さんのすごさに圧倒されて、打合せに満足に関われませんでした(今考えると、情けない話です)。言葉とそれを示すものの理解に追い付かない、そこで自分が何が出来るのかと茫然とする日が続きました。

転機になったのは、チームのリーダーがふと言った一言、「みんな、出たくて申し込んだのだから」

そう、何が出来るか止まっていては始まらないのでした。その辺りから、出来ることは何でもやる姿勢でいこうと思い直しました。

考えてみれば、私はこれまでもそうやって生きてきたつもりで、逆を言うと、それしかないのだから、ちゃんとしようと。

忘れられない悔しさ

このような思いと準備で臨んだ、第1日目。とにかく私にはつらい 8 時間でした。

次々起こる出来事に迅速な対応ができない焦り、やろうと考えていたことが全くできない苛立ち。

そんな中で、着々とタスクをこなしていくチームメンバーたちの働きの様子を感じ取りながら、それらが感じ取れなくなりつつある状態に至るまで、追い込まれていました。

第1日目が終わったときに感じたのは、全く力を発揮できなかった自分の力の無さ、とてつもない悔しさでした。そして、チームに何ら貢献できていなかったのではないか、と痛切に感じる情けなさでした。

自宅で家族に声をかけられた時に、あまりの無力さ・悔しさから、家族を前にして涙を流したくらいでした。ああ、なんとみっともない、恥ずかしいことか…。

競技結果を受けて感じたこと

2日目の各チームの発表は、どこも本当に素晴らしかったです。大きなインシデントがありながらそれを見事に克服していったチームや、周到な事前準備を以て臨んだチームなど、さまざまでした。

競技結果一覧

競技結果は、2位でした。DMM賞も受賞しました。チームの皆さんでその健闘を讃えあいましたし、その結果の中には、私が果たした役割も含まれていたと思います。

だからこそ、私はこのままではいたくないと、思いを強くしました。まだまだ及ばない悔しい思いをしたことを忘れずにいたいし、そのためにも日々ちゃんと力をつけて、次回もまた参加したいと感じました。

また、ここで学んだシステムの堅牢性の重要性や、この競技会のことを、積極的に関わりのある企業の皆さんや関わってきた人たちに、積極的に伝えていきたいと強く感じています。

業種に限らず、どの企業でも問われる重要なことだと思いますし、そういった皆さんの中から、「今度大会に出てみようかな」と思ってもらえるととても嬉しいです(私自身もそうした呼びかけで、Hardeningの存在を知り、出場したからです)。

競技解説の中で触れられていた「重大事故の時にどうするか?」は、あれから何度も読み直しました。重大な事故が本当に起きたとき、私たちは何をどう進めるのか、とても勉強になりました。

重大事故の時にどうするか?|miyasaka|note

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競技会参加に関わってご配慮をいただいたすべての皆さんに(特に、勤務時間中にも関わらず、参加を許可してくださった弊社社長に)、そしてチームの皆さんに心から感謝しています。ありがとうございました。